パチンコシミュレータ

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ST・LT・継続率の仕組み

RUSHのタイプ(ST/ST回数変動型/転落タイプ/出玉加算型/キャリーオーバー)と、継続率・LT・c時短・通常復帰フラグの意味。

パチンコの連チャン(RUSH)の仕組みと、ST型・ST回数変動型・転落タイプ・出玉加算型・キャリーオーバー型の違い、「継続率」「LT(ラッキートリガー)」「c時短」「通常復帰フラグ」の意味を解説します。本ツールでの設定方法とあわせてご覧ください。

連チャン(RUSH)の基本

初当たりのあと、当たりやすい状態(RUSH・確変・時短など)に入り、そこで当たりを続けることを「連チャン」と呼びます。RUSHが「どういう条件で続き、どういう条件で終わるか」によって、おおまかに次の5タイプに分けられます。本ツールでは1機種に複数のRUSHを設定でき、当たり後の移行先も指定できます。

ST型(スペシャルタイム)

あらかじめ決められた回転数の間だけ、当たりやすい状態が続くタイプです。「ST100回・ST中1/10」のように、回転数と確率がセットで示されます。その回転数内に当たれば継続、当たらなければ終了です。

本ツールでは「ST回転数」と「ST中の当たり確率」を入力すると、継続率が自動計算されます。

ST回数変動型(STVariable)

ST回転数が「100回転」のように固定ではなく、転落抽選に規定の回数当選するまでSTが続くタイプです。転落を1回引いただけでは終わらず、たとえば「転落2回で終了」なら2回引くまで滞在します。突入直後の一定回転数を保証(その間は転落抽選なし)とする機種もあります。

本ツールでは「大当たり確率」「保証回転数」「転落確率」「終了条件(転落n回当選で終了)」を入力すると、平均ST回転数(保証回転数を含む)と継続率が自動計算されます。平均ST回転数は「保証回転数 + 終了条件の回数 × 転落確率の分母」で、たとえば保証3回転・転落1/4・終了条件2回なら 3 + 2×4 = 11回転です。終了条件は0回にできません(STが終わらなくなるため)。

転落タイプ

当たり続ける限りRUSHが続き、別途用意された「転落」抽選に当たると終了するタイプです。当たりの確率と転落の確率の関係で、どれだけ続きやすいかが決まります。

本ツールでは「当たり確率」と「転落確率」を入力すると、継続率が自動計算されます。

出玉加算型(Addition)

保留(次に消化される抽選の権利)の中に当たりが含まれているかどうかで、続くかどうかが決まるタイプです。保留の数と1個あたりの当たり確率から、続く確率が決まります。

例:ブルーロックのエゴイストアタック、からくりサーカス2の運命の一劇

本ツールでは「保留個数」と「当たり確率」を入力すると、継続率が自動計算されます。当たり回数に上限がある機種は「最大大当たり数」を指定でき(空欄で無制限)、上限に達した時点で残りの保留は抽選されません。突入時に固定の出玉が約束されている機種は「確定出玉」を指定でき(空欄でなし)、保留の当否と無関係にその玉数を必ず獲得します(保留が全て外れた場合でも付与されます。当たり数には数えないため移行先の判定には影響しません)。

キャリーオーバー型(CarryOver)

「チャンス玉」のようなストックを1個ずつ消費して当たり抽選を行い、0個になったら終了するタイプです。大当たりのたびにチャンス玉を獲得し(上限あり)、使い切れなかった残数を次のRUSHへ引き継げるのが特徴です。

本ツールでは「初回獲得チャンス玉数」「チャンス玉1個につき大当たり確率」「最大獲得数」「大当たり時の獲得数の振り分け」などを設定します。出玉振り分けの初回フラグをオンにすると初回獲得数から開始、オフにすると前回の残数を引き継いで開始します。最大数に到達した大当たりには専用の出玉振り分けを設定することもできます。

c時短について

ST型・ST回数変動型・転落タイプのRUSH中に、大当たりとは別枠で抽選される小当たり(チャージ的な当たり)です。当選すると専用の出玉振り分けに従って出玉を獲得し、次のRUSHへの移行や通常復帰が決まります。本ツールではRUSH設定の「c時短あり」をオンにして、c時短確率と専用の出玉振り分けを設定します。

残保留について

大当たりした時点やRUSHが終わった時点で消化されずに残っている保留のことです。実機では、この残り保留のなかに当たりが入っていて連チャンが続く(いわゆる「残保当たり」)ことがあります。

本ツールではST型・ST回数変動型・転落タイプ・キャリーオーバー型で「残保留あり」をオンにすると、大当たり後・RUSH終了後に保留の数だけ当たり抽選を行います。大当たり確率は空欄ならそのRUSHと同じ確率が使われ、別の確率や専用の出玉振り分けを指定することもできます。当選すると連チャンが継続し(複数個当たることもあります)、結果画面ではその当たりが紫色の枠と「残保」バッジで表示されます。転落タイプの残保留では転落抽選は行われず、大当たり確率のみで抽選されます。残保留ぶんは継続率の自動計算にも反映されます(RUSH本体で当たらなくても残保留で当たれば連チャンが続くため)。

ST終了後移行について

ST型・ST回数変動型のRUSHで、ST中に大当たりできずSTが終わったときに、通常状態へ戻すのではなく別のRUSH(時短・CZなど)へ送る仕組みです。

本ツールではRUSH設定の「ST終了後移行あり」をオンにして移行先のRUSHを選びます。移行時は出玉は発生しません。残保留も設定している場合は「残保留の抽選 → 当選しなければ移行」の順に処理されます。移行先が「当選時、回転数保持」を有効にしたST型なら、「再開」を指定して前回の続きの回転数から始めることもできます。

継続率とは

継続率は、1回の当たりが「次の当たり」に繋がる確率です。継続率が c のとき、平均的な連チャン回数はおおよそ 1 ÷ (1 − c) になります。

継続率平均連チャン数(目安)
50%約2連
65%約2.9連
75%約4連
80%約5連
85%約6.7連

あくまで目安です。実際には突入率・出玉振り分け・通常復帰の有無などが絡むため、本ツールではこれらをまとめてシミュレーションします。

LT(ラッキートリガー)について

「ラッキートリガー」は、突入すると高継続のRUSHに入る仕組みの総称です(メーカーや機種により呼び方や仕様は異なります)。本ツールでは、各RUSHに「LTフラグ」を設定することで、こうした特別なRUSHを表現できます(結果にLT到達率が表示されます)。

通常復帰フラグ

RUSH中の出玉振り分けで設定する「通常復帰フラグ」は、「このルートに入ったら連チャン終了(通常状態へ戻る)」を表します。連チャンの終わり方を機種に合わせて再現するための設定です。

各タイプの入力手順は使い方ガイドを、確率や期待値の考え方は大当たり確率と期待値の見方をご覧ください。